2014年01月16日 第37回幹部研修会

開催日時 自 2014年1月16日(木)15:00 至 2014年1月17日(金)12:20
場所 新横浜フジビューホテル(神奈川県)

会議の概要

 加盟単組の役員および化学総連事務局を含め96名が参加し、2日間にわたり研修会が開催されました。
 冒頭、教育研修委員長の仲下副会長から「一つでも多くの事を得、持ち帰って今後の取り組みに活かして欲しい」と、この研修が参加者の皆さんにとって有意義となる事の期待を込めた開会挨拶を頂きました。
 1日目は特別講演として株式会社野村総合研究所顧問の増田寛也氏をお招きし、「人口減少問題と日本の産業のあるべき姿」についてご講演頂きました。認識はあるものの具体的な現状、将来予想をお聞きする事で改めてこの問題の深刻さを実感し、今後の施策の重要性を参加者が共有できたのではと考えています。
 2日目は初めに岡嶋会長から「2014春季生活闘争方針と化学総連の課題について」と題し、春季生活闘争に向けた取り巻く環境と、連合及び化学総連としての春闘に向けた取り組みのスタンス、併せて化学総連の成立の歴史、現状の諸課題についてご説明頂き、認識を共有化しました。
 最後の特別講演として経済産業省製造産業局化学課長の茂木正氏より「日本経済再生と化学産業」と題し、政府が取り組む「三本の矢」のうち三本目の成長戦略について、日本経済、産業の現状についてご報告頂くと共にご説明頂きました。国内全産業の中で最も高い付加価値額を有する化学産業、とりわけ機能性化学の躍進が日本経済再生のキーとなる事に触れ、化学産業に集う我々に激励を賜りました。
 最後に本間会長代理より閉会挨拶にて本研修会の総括と共に、ここに集まる幹部の力が組織の力であり、企業及び日本を支えている事を自覚し、更なる研鑽と各単組の取り組みに励んで頂く事をお願し、第37回幹部研修会は無事閉会となりました。